―ゆめのはなし

夢を持っているからエライ。と日本社会では思われています。
「そうじゃないんじゃない?」ていう反論があります。
TVや漫画のテーマになって、それ読んでないたとか、感動したとか大げさな、評価がブログとかで出ているということは、夢があったら偉いと感じている傾向があるといえます。


だめだとはいいません。
自分の人生の目標を持っているメリットはたくさんあります。
限られた資源(特に時間)を集中して使えるので効率がいい。
理想像が見えているのでモチベーションがあがるだろう。
効率が良くて、モチベーションが上がるなら、
他人より良い努力ができるから、すばらしい話です。


ただ、「自分はこういう夢を持っているから」
で満足しちゃっている人が多い機がします。


夢はかなえて何ぼです。
かなえるには努力が必要です。
科学的な努力が必要です。
自己満足している人は努力していないため、結果が出ていないのにすごいとか思ってはならないのです。



僕の羨望もあります。
でも、ただそれだけで、えらいと思っているのには腹が立ちます。


さらに、悪いことに、どうも社会では夢を持たそうと強制している勢力があります。


「なん夢を見ないんだ!(お前はもう人間として終わっているんだ。しょうもない人間なんだ)」という声が、暗黙裡に聞こえてきます。


少なくとも、俺は、努力しない人間よか、ましです。
無知の知です。くそったれ。


これだけをいいたいです。
頼むからほっといてくれ。
もっとったら、人に強制しないで、淡々と実行してくれ。
と思います。


話は変わりますが、こうした社会に強制される価値観がひとつ筒消えていくと、いづれ社会の構成員同士で、コミュニケーションが、取れなくなるのでしょう。


もう終わってますね。