―計画について 


LECという資格予備校の司法試験講師に「柴山」という人がいる。カリスマ教師といわれて勉強法の本を出している。これをS資に紹介されて読む。


「勉強計画というものは厳密に設定しすぎてはならない。7割ぐらいで作っとく。理由は第一に、急な予定が入ってもできるようにするため、第二に目標勉強時間を越えられたらモチベーションがあがるからである。」とあった。


これは中学1年のときに過酷な勉強スケジュールを組みすぎて、計画が達成できず、自己嫌悪に陥った僕にとっては金言である。(こういう性癖は現在のバイトでも言える。)


この方法のメリットはもう一点ある。それは「勉強が続く」ことである。(簿記の勉強でわかった。)勉強は、「基本的に」継続して反復したほうが定着がよい。エビングハウス忘却曲線を参照。勉強を続けたほうが理解、暗記する効率がよくなる、ということだ。


同じことが、「段取力」にも書かれてあった。


というわけで「大雑把なスケジューリング、一方でデッドラインを厳守する」というのはある程度普遍的な方法であるな、とも思った。