―二進数で数を表現


変な言い回しです。二進数で数を数える言葉を勝手に作ってました。妄想です。
実は数の数え方、って10進法だけがあるわけではありません。
日本語は現在10進数で数えます。いち、に、さん・・。
10の次はじゅういち、じゅうに、という感じです。


しかし、英語にはかつての12進法で数えていた時代の名残があります。
one、two・・ten、ここで10進数ならば、tenone、tentwo、になりそうですが、
実際はイレブン、トゥウェルブとなります。ドイツ語も、フランス語も一緒です。
言語学者の言うには、かつてゲルマン語は12進数で表現していたそうです。


マヤ語は20進数でした。今でも時間は12進法で数えます。


さらにいろんな民族で調査すると、二進数、三進数の民族もいるそうです。


二進数で数える、具体的な文法はわかりません。たとえば、1、10、11、100、101、「ある」「あるない」「あるある」「あるないない」という感じで数えたのか、「き」「きお」「きき」「くおお」「くおく」て母音が変化したのか、子音が変わるのかよくわかりません。(古日本語では、倍数ごとに母音が変化した、らしいです。1ヒ、2フ。3ミ、6ム。4ヨ、8ヤのごとく)


で、二進数で数えてるニューギニアの民族がいたらば、テレビも電話もネットもなくても、世界の先端を走っているような、構図が楽しめるので、作ってました。


割とすぐできるのですが、桁の多い数の表記が難しいのです。
たとえば、10001101(141)。10進法三桁でこうならば、日本の国家予算とかどうなるのでしょうか。


大体の民族は、外来語の借用でことを済ませています。日本人は漢語を、ゲルマンはラテン語を、トルコ人アラビア語を、タイ人はヒンズー語を借用して事に当たりました。


でも、僕はいやだったので、三桁で区切り、二桁のときは導入子音をK、三桁ではTを恣意的に当てはめて自己満足してました。


ここで、妄想が膨らみました。これで妄想言語を作ってみよう、と。
コンセプトはデジタル。基本は0か1で、基礎を作り、音素に意味を付け加えていって活用を増やすんです。


膠着言語(韓国語とか)、語順はVSO(アラビア語とか)、自分がかっこいいとおもった言語からどんどんパクります。はては、インディアンのアルゴンキン語のごとく、名詞の活用で一文が作れるようにしたり、ハンガリーとかスオミみたいに接尾詞増やしたりして楽しんでました。


こういう作業はとても楽しいです。