―ニューロマーケティング


最近ホットワイアドのまわしものめ、田舎ものだから最先端にあこがれるんだローテク野郎。帰れ土人とさげすまれています。
しかしホットワイアードをネタに使います。

http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20041101201.html
なんか冗談かマジかよくわかりませんが、
米国で「共和党員と民主党員」の脳の性質の違いを
fMRIで調べたそうです。
なお、fMRIとは、脳内の活動をリアルタイムで観察する装置のことです。
(参考)http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/1850/nt_fmri.html
4年後の大統領選挙では戦術の一つになるんじゃあないかという人もいます。


さて、このニュースがやばいのは、
「脳内を覗けるようになったマーケティング
「脳内情報をリアルタイムで覗けるようになって、社会で共有できるようになった場合、経済学は崩壊する」という視点を与えてくれたことです。


まず、脳内情報マーケティングって最強のマーケティングです。
やってほしがってる情報をじかに捉えられるからです。


たとえば。

ダイムラー・クライスラー社は、さまざまな形状の自動車への興味の度合いを測定するためにMRIを使っている。また、カリフォルニア工科大学の研究者たちは、映画の予告編に対する反応について、脳をスキャンして調べている。ベイラー大学の科学者チームも、コカコーラを選ぶかペプシを好むかに関して、単に味の好みだけでなく、文化的なメッセージが脳に影響を及ぼしていることを示す脳スキャンの結果を、最近になって発表したばかりだ。

hotwiredにもあります。



で、本当にほしがっている情報を完全に支配できるようになるとすると、
必要な需要を、需要だけの量供給すればいいようになります。


需要と供給のギャップを考える需要曲線が不要になります。
やばいですね。技術を受け入れるかどうかが変数になるグラフしかかけないんです。


多分、こういう状態が、人類の終末なんでしょうが、


倫理的に、「受け入れられない」と判断する層もいるでしょうから、
格差はなくならないんでしょう。


妄想がまたひとつ形になりました。