―美芸論問題


美と芸術の論理テスト問題
(多少の聞き間違いの可能性アリ)
2005年1月14日
BY坂口研太

<問題①>
画家ワッシリー・カンディンスキーの著作にある「芸術における精神的なるもの」における彼の芸術論において、印象主義表現主義の違いもからめながら「精神的なるもの」とは何か述べよ。

<問題②>
哲学者ジョン・デューイアメリカの政策にも影響を持つほどの有名人)が美術館を否定した理由(芸術を評価しているにも関わらず)を「一つの経験」という概念と、彼の哲学が具体化したアメリカの政策一つ(〜プロジェクト)を使い説明せよ。

<問題③>
15世紀ブルネルスキは透視図法を開発した。まず、透視図法で描かれた世界と自分たちが見ている世界の違いをあげ、さらに15世紀イタリアで透視図法はとてもリアルだと信じられ栄えた理由は何か説明せよ。

<問題④>
身近な視覚文化(visual culture=視覚でとらえることのできる文化。EX.映画、マンガetc)のイメージの中から視線の政治学が読みとれる具体例をあげ、誰が誰にどのような視線をなげかけているかを述べ、自分の意見を述べよ。

<問題⑤>
ロバート・メイプルソープ(裸の絵などの作品ばかりを作る)の作品を置いた美術館が起訴され無罪になったことについて、フォーマリスティックの質(言葉の意味は不明)や、美術館の閉鎖性や公共性の立場から言及せよ。

※ テストはこの五問の中から三問(二問だったかも・・・)を選んで答える。中間レポートは50点、最終テストは60点の合計110点。「中間レポートを出してなくても、テスト問題分かってるんだから、60点満点とれるでしょう!」と先生は言っていた。
※ なお、先生が口頭でしか説明しなかったため、聞き間違えていたり、聞き漏らしたりしている可能性アリ。いろいろな人から情報を集めて下さい。