―高知県立高知追手前高等学校

高校時代が少し絡んだので、説明させてください。僕は高知県の県立高知追手前高校を卒業しました。もともと藩政時代の藩校で、無駄に歴史が永い高校です。地方の城下町ではよくあるパターンです。建物は45年の高知空襲や南海地震に耐えた古いぼろい建造物です。古い学校だから、卒業生も多く、親父とおじさんが先輩に当たります。(村上龍の69あたりの人です。)建物の中心に和風鉄筋コンクリートの時計台があり、様式は戦前に流行した和洋折衷様式です。市内の中心部に位置しているため、色々遊べて便利です。


小中も刺激的な生活でしたが、高校時代は特に刺激的でした。なぜなら人間がかなりやばかったからです。おのおの専門の情報を持っている人間が多かったから、昼休みに「10億円で北朝鮮を開放できるか?」「幕末に学ぶ組織論」「客観性など存在しなくてあるのは個人の主観だから、自分の信じていることが唯一の正解だ」などのディスカッション?が普通に行なえる環境でした。また、ハードなシモネタ、養護ネタが普通でした。常識なんてありませんでした。こうして、得るものが沢山ありました。


僕は、まず、生徒会をやり、人間関係に疲れてやめ、しばらく、卓球と予習復習しながら知識を増やして牙を研ぎながら、友人と映画をとり、ライブに行き、小豆島、広島へ政治亡命を繰り返しながら、赤本をといて立命にきました。残念ながら交際することはありませんでした。


こういう環境で自分の基礎となる哲学が養えたし、先に生かすことが出来ました。また、タバコを覚えました。この辺当時知り合った友人に感謝しています。ありがとう。

参考URL
http://www2.ttcn.ne.jp/~umi/