―グリーンランド植民地とイースター島の末路


9世紀末、グリーンランド南西部にバイキングが移住した。今でもグリーンランドと故障するのは、当時のバイキングの殖民を勧誘していた業者が人をひきつけるために「緑の島」といったためだ。この辺は団地に「みどりがおか」「つきみだい」という素敵そうな名前をつけるデベロッパーと同じね。


当時、世界的に気候が温暖だったのでグリーンランドの南西部は氷が張っていなかった。さすがに農業は出来なかったが今のアイスランドみたいに地衣類がはびこっていたようだ。グリーンランドというのもあながち間違いではない。


しかし12世紀から世界的に気候が低下してくる。当然、グリーンランド植民地も貧しくなっていく。これから200年くらいはラッコみたいなのを狩って毛皮を輸出していて稼いでいたらしいが、ノルウェーと関係が悪化して貿易船が止まった。こうなるともうおしまいだ。


確か15世紀にグリーンランド植民地では、人間が絶滅した。人口わずか数百人、平均身長は120センチメートルという世界。インセストタブーは破られるのが普通だった。衣服はぼろぼろ。こういうところに南下してきたエスキモーの集団が止めを刺した。


ぐろいでしょう?


イースター島はそこまでぐろくはない。でも、モアイを作らなくなった理由は、モアイを輸送するためのコロにする木をきりつくしたからだ。当然、農業も立ち行かなくなり、部族間で戦争に告ぐ戦争で、ぼろぼろになった。こういうときに欧州人が来た。


共通する点は、資源がなくなった後に絶滅している、ということ。


んで本題。ビョークのJOGA聞いたら、滅びる前のグリーンランド殖民地が頭をよぎる感じがする。


これを言うためにここまで書くか?