―対戦車銃を撃つ次元


ルパンのカリオストロの城で、次元が対戦車銃を打っているシーンがある。対戦車中というのは第二次大戦中初期に、敵戦車を撃破するために歩兵に持たせた銃だ。10mm以上の装甲をぶち抜くために口径は12mm以上で、非常に大きくて重い。撃つとロバにけられたような衝撃があり、並みの歩兵では使えない。(使いたくない)現在、これで歩兵を撃ったら国際法違反で罰せられるだろう。使いにくかったためと、対戦車中で戦車の装甲が破れないくらい進化したから、二次大戦末期には姿を消してくる。


このような凶悪な火気を軽々と打つ次元に爽快感を感じる。


爽快感、痛快な演出で、こういう「普通では使えないものを軽々と使う」ってたまらない。