―米国空軍


大体の国の空軍を見る。さまざまな仕事をこなす飛行機がある。当然戦争するためには、組織化される。


飛行機の組織というものは簡単である。


ソ連系と米国系で結構異なるが、末端の思想は似ている。タスクフォース、任務毎に飛行隊を編成するのである。この辺、海軍の機動部隊(タスクフォース)と似ている。


つまり、目的達成のために組織が作られている。F15なら敵国の戦闘機を撃墜するために飛行隊が組まれている。


実は、どの国の空軍も、目的と組織、そして兵器の関連がとてもわかりやすい。
前述のF15のコンセプト、「どれだけ金がかかってもいい。世界最強の戦闘機、撃墜されない制空戦闘機を作れ」というシンプルなコンセプト。実際、F15、戦闘攻撃機型のF15Eも、空中戦で落とされたことはない。


組織が何をするか、何を目的としているか、という議論は軍隊にとっては非常にわかりやすい。勝つために必要性を満たすだけの話だ。この辺が行政、政治とはことなり、俺は大好きだ。


最後に、めちゃくちゃだが、「世界最強の戦闘機」を長年作り続けているアメリカも面白いけれどもね。


追記:最新のF/A-22ラプター」なんてマジ世界最強!巡航速度がアフターバーナーなしで音速を超えてるステルス機。そのうえドッグファイト中の敵機の動きを予測できるソフトウェアを搭載したクレイ製スーパーコンピュータを搭載。設計思想は単純「敵の目視外、レーダー外から、先進中射程空対空ミサイルAMRAAMを撃ち、敵が気づかないうちに撃墜する。万が一、本当に万が一ドッグファイトになっても世界最強」って馬鹿みたいな戦闘機。当初750機導入する予定が、300機に減ったので一機あたりの値段も200億と普通の戦闘機より一桁多いというなんとまぁ贅沢な機体です。


贅沢な兵器を、贅沢に潤沢にそろえて、戦争に赴くアメリカって国がヤバイ。そんなんだから名将とかエースパイロットが少ないんだ!二次大戦のドイツを見ろ!兵隊にローテーションなんて組ませないから世界のエースはすべてドイツじゃないか!シャア少佐も国力の劣るジオンだからね〜その辺悲しいね〜