―ローマ


ローマ市民権やら、ローマの軍制やら見てたら今の社会のルーツはローマにもあって、あまりにイメージがしやすくて悲しくなった。ローマ軍の参謀部にはこういう政治があったんだ、とか、ローマ法の何とか権ってほとんど考え方が現行法に近かったりだとか、大都市ローマの集合住宅の一回は下駄履きの魚屋とか100円ショップで、白壁にはわかりやすく絵と文字が書かれていて、(10文店という100円ショップの走りが江戸時代にもあった。確か宋代中国にもあったから、ローマにもあるだろう)住み込みの店員が住んでいて、そいつはドナウ近辺から出てきたやつで競馬が趣味だとか。マンホールのふたとか公衆トイレの「SPQR」は落書きされていて、その落書きはありがちな卑猥な落書きか、パンクラチオンのスターとか、田舎から出てきた観光客(多分エジプトとかアルジェとか)の落書きとか何かとわかりやすい。ローマ史は好きなんだが、悲しい。


今と違っていろいろ妄想が楽しめるから歴史は面白いがよッと、僕は思う。


だから、マヤとかアステカの盛大な人身御供と石器と精密な暦のギャップが面白い。




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