―格差が深まる時代

格差がある。たとえば、偏差値の高い大学の学生ではないと、説明会すら入れさせてもらえない、といった現状がある。運転免許証を取得しておかないと、仕事に就けなかったりする。



そして、この格差は広まりつつある。高度経済成長期、東大出の国家公務員も、中卒の板金工も、初任給はあまり変わらなかった。今は違う。有名商社の正社員の初任給17万と、パチンコ屋のアルバイト10万、後者は一生昇給しない。さらに、有名商社の募集が仮に「学歴」を考慮しているとしよう。(俺にはわからんが)偏差値の高い、たとえば旧帝大といわれる大学の学生の両親は、平均より高収入な、家庭が多いという。



嫌な話ではあるが、両親の収入が、こどもの将来をある程度決めている、ということか。



この格差はさらに深まる気がする人口海馬が開発されつつあるそうだ。人口海馬 
PCより自分の脳のメモリのアップグレード…。海馬は記憶に大きく関連している。
このパーツの性能によって、学習効率(広い意味での学習効率。ボールのけり方とかも入るだろう)が変わるならば、人口海馬や人体改造にどれだけ投資できるか、によって格差が生まれるだろう。

―ドーピング



買えない人と、買える人。買える人がさらに有利になるならば、この格差はさらに深まっていく。



一方、どれだけ差があっても、逆転できる可能性はあるものだ。だが、逆転できない、と思ったとき、どうなるのか。北朝鮮のように「身分」で人生が決まるような社会になるのかもしれない。



それはそれで、生き残るためには働くしかないので、よりよく働けるように自分をもっていくしかないのだろう。