―俺はSFが好きだった。


今でもすきなんだが・・。
多分ね、ウルトラマンガンダムとかロボットが好きだったからだろう。
(その原因は僕が弱いからだ。)


小学校、中学校、SFを読み漁った時期があった。
小一で、最初に読んだのはヒューゴー賞の本になった人(名前忘れた)の火星なんとかってやつ。
3000年の未来の痛快空想科学小説。
宇宙旅行は当たり前、火星人と外交関係がある未来。
ある学者は人をよみがえらせる研究をしている。
ある日恋人が事故で死んで・・て話。


なぜはまったか詳しいことは覚えていない。
でも。図書館に行っては本を読んでた記憶がある。


初めて小説読んで感動したのもSFだった。
これも作者も名前も忘れたが、筋は覚えてる。
アメーバ状の宇宙人が犯罪者を追ってて、南太平洋?の島に不時着する。
で、体がないから不自由するわけで、ウルトラマンのごとく、
中学生の体をかり、犯人を追い詰める、ってやつ。
なんか宇宙人と中学生の友情をあついと思った。


人工知能もので、その未来はコンピュータ(作中では「電子頭脳」)が政治してる時代。で、電子頭脳には人間の脳が使われている。
で、この電子頭脳にされそうになった学者が生理学的に生物(合成なんとかかんとかで「ゴセシケ」ってアホみたいな名前だったな)をつくり、最終的には人間になり、人間を電子頭脳に使うな運動を起こして死ぬみたいな話も好きだった。


中学に入り、少し色気づいたので、今度はニューウェーブサイバーパンクにはまった。
ニューロマンサーの世界観には今でもびびる。
甲殻機動隊とかのベースになったウィリアムギブソンの1984年の作品。
84年やのに、コロニー内(多分モデルはジャマイカね)の人はダヴを聞きパトワをしゃべる!スイスの市民権持ったAIとかシブイキャラ満載の話。あのごった煮観て、「虎よ!虎よ!」にしても、「ファイブスター物語」にしても、「銃夢」にしても、俺の大好きな物語には必須の要素だ。


そういや、フィリップ・カー・ディックの作品にむっちゃ影響されたな・・。小4から中2にかけて。


後古いけど「宇宙の戦士」とかガンダム好きなら読むべし。リアルロボットの源流とプチ右翼の源流はここに見つかる。


高校に入るとSF→純文学→ハードボイルド→ホラー(平行して実用書)つー流れを繰り返してたなぁ。
このときにシブイと思ったのは1950の「虎よ!虎よ!」これはヤバイ。なんでこんなに古いのにこんなかっこいい話ができるのかわからん。知らんやつはおとおさんに貸してもらえ!


SF映画も漫画もすきやった。
最初は3歳のころ見たスターウォーズ。中学に入るとサイバーパンクSFにはまる。今思うとブレードランナーとか現代劇だよ。今思うと映像がちゃちいけど。後俺が北朝鮮とか全体主義にはまるきっかけになった「1984」。映画版の音楽がよかった。ユーリズミックスやったっけ?忘れた。


なんか勢いに任せて書きすぎた。ごめん。