―自助努力による和解と救済という構図


前の記事に関連して。僕が最初に涙させられた映像は1990のアメージングストーリーというアメリカのドラマの一作だった。(涙した、って大嫌いな表現なんすが、許して。)


それは、クリスマスの話。アメリカのベッドタウンに意地の悪い警官がいる。彼は父親にコンプレクスを持っている。その象徴が、酒と暴力。クリスマスねたやから当然プレゼントは絡んでくるわけでありまして。警官は当時のSFテレビ映画の光線銃がもらえんかったと。で、その父親はいまぼけているわけでありまして。


で、中の展開は例のごとく忘れた。オチは、なんか親父の介護かなんかで親父とけんかしていて、親父が震えながら例の光線銃を手渡すと。で、警官はなんじゃこいつは思って雪の玄関に捨てるんやが、しばらくして拾うわけで。親父と和解し、ともに、聖夜の教会の行進みたいなんに参加する、てオチ。


今思うとこれはベタくさくて気もいのやが、「自助努力による和解と救済」って構図が多分、僕のほしいものにかちりとあてはまったから、感動させられたのやな、と。思った。