―論理


いろいろな業界に通用する技術は、「わかりやすさ」である。

いろいろな業界で優れているものは、「構成」が優れていて、
構成をよりよく考えるための技術が「論理」である。



―普遍的に共通する技術は構成である。


ディベートと料理と、漫画に共通するものは、構成である。


ディベートには、論理構成と戦略構成が必要だ。
料理では、材料を買う段取りの構成が必要だ。
手塚治虫によると、漫画のストーリのよしあしを決定するのが
構成であるという。


このように、構成は普遍的なものである。
おそらく人生を効率的に、また充実させるためには、構成を
考えなければならんのだろう。


ではうまく構成するためには何が必要なのか?



―うまく構成するためには、わかりやすい論理が必要である。


うまく構成するためには論理が必要である。


論理は筋道立てて考える時の手法であると捕らえる。
筋道立てて考えたほうが、複雑なものを楽に考えられる。
また、複雑なものをわかりやすく伝えられる。


なぜわかりやすいか?という明確な回答はないが、
それは大脳前頭葉連合野のシステムが、「大雑把に」論理的に
演算するようにできているという説がある。


さて、当然、論理にも段階がある。論理的かどうかを、
「わかりやすいかどうか」で判断するとする。


わかりやすい論理は、論理構成が単純である。と考える。
すると、風が吹けば桶やが儲かるというような筋は、
レベルの低い論理であると考えられる。


―結論
つまり、いろいろな業界、世界で通用する技術は、わかりやすく物事を考えられるかどうか?わかりやすく伝えられるかどうか?
という単純なことに落ち着くのだろう。