―決算整理仕訳を丁寧に!


昨日、簿記の勉強していて気づいたこと。清算表だけではなく、きちんと決算整理仕訳を下書きしたほうがいい、ということ。決算の手続きは適当に書いて三つある。決算整理、決算振替(帳簿締切)、諸表の作成、である。


決算整理ていうのは、償却、繰延、とか、今年度発生した取引を、きちんと修正することだ。というのは、たとえば保険料は一年分支払っている。この保険料は仕訳してる。決算の日から次の保険料支払まであと6ヶ月ある。じゃ、この6か月分は来年6か月分はらわざってもいいゆうことやから、勘定科目の保険料から6か月分すくなくして、前払保険料にもってこよう、というような処理をする。


決算振替、ゆうのは、利益を計算するための準備。費用と収益を損益勘定に振替する。そうしたら損益勘定に費用と収益が集まるから、計算しやすくなる。感じ。


で、だ。清算表て便利なものがある。決算整理前試算表→整理後試算表→損益計算書貸借対照表て横にくっつけて計算しやすくしたものだ。これを作ろうが作るまいが、決算の計算のプロセスを大部分含んでいるので、三級、二級でよく出題される。


僕は、「作らなくてもいいものをあえてよく出題している、ということは理解を問う上で便利なものなんだ、というわけでこれは天王山だ」て思っていた。


が、二級の試験で、残高と決算整理事項のみ与えられて損益計算書をつくれ、という問題で、いちいち清算表を下書きして書いていたら時間の無駄だ。これが問題。実は決算整理仕訳どこか間違えたらその回答がすべて狂う、ので、ミスを減らす必要がある。というわけで、これから清算表問題とくときも、決算整理仕訳をきちんと行ってから書くようにしてみる。


2月27日の試験の、商業簿記の天王山、は決算整理仕訳にある。(多分簿記とかかわって行く上で、決算整理事項は必ず付きまとう項目だと信じる。ここがボトルネック。)